2014/3/16 東京カップ二次戦 1回戦 日立ビルシステム対東京海上日動火災

海上日動 2-2(2-0)PK5-4 日立ビル(@赤羽スポーツの森公園競技場)

 

前半は海上日動が中盤の囲い込みから素早い切り返しでサイドに開く展開を見せる。日立ビルはこの攻撃を全く捉えきれずに決定的な場面を許してしまう。前線で張る日立ビル3トップは縦にボールが入らないため完全に孤立し、満足にチャンスを作ることも出来ない。こうして好機を掴んだ海上日動はCKからのセットプレーと右サイドからのクロスに合わせた形で2点を奪い前半を折り返す。

 

迎えた後半、海上日動の中盤守備が徐々に緩んでくると日立ビルの前線にボールが届くようになる。こうなってくるとペースは日立ビルに。そして一気に試合は動く。やや長めの距離から綺麗な縦回転をかけて落とすFKを直接叩き込んで1点差にすると、今度は海上日動のお株を奪うようなサイドへのスルーパスから折り返しをニアで合わせて2-2の同点に。

 

このまま日立ビルが押し切ってもう1点を奪えるかと思ったが、そこは負ければ後がないトーナメント。ゴール前の混戦も海上日動DFが身体を張ってシュートを止め最後までゴールラインを割らせない。そのまま2-2でタイムアップ。

 

PK戦は後半我慢して凌ぎきった海上日動が6本目まで続いた激戦を制して勝ち上がった。