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2014/6/14 関西サッカーリーグ第8節 ディアブロッサ奈良対関学クラブ

D奈良3-1(0-0)関学(@鴻ノ池陸上競技場

 

前半はほぼ互角の展開。D奈良がFW山本のポストから右椿本、左岸本の両サイドへ開く攻めを見せれば、関学は左サイドの高松から前線へ有効なボールを送り込む。しかしながら両チームとも決定的な場面に乏しく0-0のまま前半を折り返す。

 

先に動いたのはD奈良。トップ下に入った芝野→中室に交代、ボランチに入っていた細川堅をトップ下に置く形に。これにより前線でボールを保持出来る場面が増え、それにより両翼のドリブルが高い位置で機能し始める。前半からややファウルが多かった関学DF陣だが、D奈良のドリブルを止められずファウルで止めにいってしまう場面が更に増えてくる。

 

そして先制点はD奈良。後半5分、左サイドの裏に抜けた細川堅が深い位置からクロスを入れると、右サイドから走り込んできた椿本が頭で折り返し、最後は中央で山本が押し込みゴール。更に後半15分には椿本がエリア内ど真ん中をDFに囲まれても意に介さずドリブルで抜け出すと、関学津田がたまらず倒してPK。これを山本がしっかりと決め2-0。更に飯田が立て続けに2枚のイエローで退場。これで試合は決したかに見えた。

 

しかし関学はここから粘りを見せる。開き直って前線が一気にプレスをかけ、中央下がり気味に構えていた卯田が前掛かりに出て攻撃に出る。この卯田のテクニックと高松のパス、攻撃に2つの選択肢が出来たことでチャンスが生まれる。そして卯田の中央突破から一度再度に開き、折り返しに最後は平山が押し込み1点を返す。

 

関学もこれであわや同点までというところまで来たが、最後数的不利も手伝い足が止まると最後は一方的にD奈良が攻める。そしてこの日絶好調だった椿本がエリア内やや遠目からワントラップボレーで豪快に蹴り込み3点目、これで本当に勝負あり。最後まで攻めの手を緩めなかったD奈良が危なげなく逃げ切り。3-1で勝利をおさめた。

 

関学は開幕戦で当たった時にはいなかった卯田のプレーが印象的。非常に足元のテクニックとスペースに潜り込む動きが良く、彼が前に出るとそれだけで関学にチャンスが生まれる場面が増えていた。これまで関学の攻撃の起点を一手に担っていた高松の負担も減り、以前よりプレーの出来が良くなっているように見える。昨年よりも得点力が増しているのはこの点が非常に大きいのではないかと感じた。

 

対するD奈良は両サイド、特に右サイドの椿本が高い位置でプレーしてドリブルで崩すという一番得点に繋がるD奈良の形が戻ってきた。分かっていてもファウルで止めるしかないドリブルは特に後半関学の運動量が落ちてから非常に効果的に機能していた。後半戦の巻き返しのきっかけとしては十分な勝利だったのではと思う。