2014/8/31 関西サッカーリーグ第11節 ディアブロッサ奈良対FC TIAMO

D奈良1-5(1-2)TIAMO(@J-GREEN堺 S8グラウンド)

 

先制したのはD奈良。この日トップ下に入った椿本のドリブルから、追い越すように裏を抜けてきた藤尾へのスルーパスが通り、藤尾が冷静に流し込む。一方のTIAMOは中盤の底に入る黒川から縦への速いボールを送り込み押し込んでいく。そしてサイドから崩して奥田、黒川がゴールを奪い逆転し1-2と逆転に成功する。

 

後半に入ってグラウンダー主体のパスで崩しにかかるD奈良であったが、ゴール前のチャンスを逃すとカウンターから奥田が3点目。その後も前掛かりに行くD奈良の裏を突いてTIAMOは奥田がこの日4得点を奪い1-5とリードを広げて試合終了。TIAMOが昇格争いに踏みとどまる勝ち点3を積み重ねた。

 

D奈良は1-2と逆転された所からの攻勢があった時間帯に逆に点を奪われた所が色々な意味で勝負の分かれ目。サイドからの細かいテンポの攻めにTIAMO守備陣がついていけない所があっただけにここで点を取っておきたかった。

 

TIAMOは中盤の黒川がボールをしっかり持てたことで攻撃のリズムを作ることがで来た。また、前期で見た時よりもサイドへの縦の意識が強く、中央に張る奥田をポストにするよりも最後の局面で仕事をさせるように仕掛けたことで、D奈良守備陣に的を絞らせなかったことが効果的に働いた。