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2014/10/4 関西サッカーリーグ第10節(順延分) 関学クラブ対A.S.Laranja Kyoto

関クラ2-2(1ー0)ラランジャ(@神戸レディースフットボールセンター)

※後半のみ雷雨のため順延。前半終了時点より試合再開。

 

昇格のためには5点差以上での勝利が必要な関クラ。立ち上がりから積極的に前線の中野、三ノ宮が追いかけ高い位置でボールを奪おうとする。更に早めのミドルを見せるなど得点への意欲を見せる。しかしラランジャはボランチの中尾を軸にそれを凌ぐと逆に58分、ショートパスの交換から抜け出した磯部がゴールを決め1-1に追いつく。

 

これで本当に後が無くなった関クラだがこの日は卯田、高松といった攻撃の起点となる選手が不在のためなかなか効果的なボールが前に送れなくなる。それでもサイドからの崩しでチャンスを作ると原田のヘッドで突き放す。しかし勝てば優勝となるラランジャも78分、中尾のロングスロー、通称「真那スペシャル」からファーに抜けたボールを野原が最後は押し込み2-2の同点に。更に攻めるラランジャに対し関クラは防戦一方となるが、ラランジャは最後ゴールを奪う事は出来ずそのまま2-2でタイムアップ。

 

ラランジャは優勝はならなかったものの昇格圏内の2位を確保。関クラは逆転昇格は叶わず5位でのフィニッシュとなった。

 

天候の悪戯により非常に珍しい形となったこの試合。関クラからすれば後半だけで4点差をつける必要があるという状況。一方のラランジャも勝てば優勝とはいえ昇格自体は2位を確保出来れば十分である事を考えればそこまで優勝に拘る展開とも言いづらい。正直開始前はこのような状況であれば両方とも淡々と45分を終わらせる可能性も考えられた。

 

しかし、両チームとも昇格、優勝という結果にそれぞれ拘り45分を全力で戦った。関クラは攻撃の基点を欠きながらも得意のサイドからの攻めを中心に前掛かりで点を取りに行けば、ラランジャはボールを速いテンポで動かし自分達のリズムで相手守備を崩しにかかる。それぞれの持ち味が十分に見られた戦いは非常に見応えのある45分間の戦いであった。結果両者痛み分けのような形となってしまったが、それもまた勝負事ということなのだろう。