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2014/10/5 JFLセカンドステージ第9節 FCマルヤス岡崎対横河武蔵野FC

武蔵野1-0(0-0)マルヤス(@愛知県口論義運動公園サッカー場)

 

台風が近付く雨模様の中、前半はやや武蔵野が押す展開。中盤の主導権を握り外からSBも攻撃参加に加わり人数をかけた攻めでチャンスを伺う。対するマルヤスはそこを凌いでからのロングボールを空中戦の強い築館に集め、そこを基点に平野や杉山が武蔵野守備陣を崩しにかかる。しかし前半は両チームとも決めてに欠き0-0での折り返し。

 

後半に入り同じような展開が続くが、60分にマルヤスは築館に代え松井を投入。しかしこれが裏目に。前線でのターゲットを失ったマルヤスは全く攻め手を見出せなくなる。こうなると試合は一気に武蔵野ペースに。前半から攻撃に絡んでいた佐野、井村に加え永露、金子と前線に投入された交代選手が積極的にボールを回し、マルヤス守備陣を振り回してシュートコースをこじ開けようとする。

 

そして86分、ついに開いたマルヤス守備陣の綻びを目がけてボランチ岩田が放った低い弾道のミドルはゴールを射貫き、遂に武蔵野が均衡を破る。攻め手を失ったマルヤスを相手にこの1点はセーフティリードと言っても過言ではなかった。武蔵野は5分あまりの時間を危なげなく乗り切って試合終了。1-0で勝利しセカンドステージ優勝争いに踏みとどまった。

 

スコアこそ1-0だったものの、試合としては武蔵野の快勝。武蔵野は小山金守のCB陣がマルヤス築館の空中戦に苦戦しつつも、的確なカバーリングで最後の局面で仕事をさせない堅牢な守備を見せ完封。攻撃陣もマルヤスとは明らかに1段速いテンポのパス回しで決定的な場面を狙って作り出し、そのチャンスを確実に仕留めた。力の差を見せた勝利と言えよう。

 

マルヤスについては後半築館を代えたのが大きなポイント。先述の通り、彼がロングボールのターゲットとして機能していたからこそ攻撃の手だてがあったのだが、交代後全く攻め手を失ってしまった。まず何故交代したのかが疑問であったし、もし怪我等によりやむを得ない交代であったとしたら、せめて上背のある選手を前線に置くという措置だけでも取るべきではなかっただろうかと感じる。ただ、それを別にしてもロングボール一辺倒の攻撃は工夫に欠けたのも事実。JFL1年目、まだ上位との力の差は大きく縮まってはいないように感じた試合であった。