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2014/10/11 九州サッカーリーグ第17節 三菱重工長崎SC対佐賀LIXIL FC

重工長崎1-0(0-0)LIXIL(@佐賀県総合運動場球技場北グラウンド)

 

前半から繋ぐ重工長崎に縦勝負のLIXILという図式。序盤は重工長崎がボールを保持するも、前線に収める選手がいないような状況で手詰まりになりLIXILの逆襲を食らう。LIXILは中盤のサイドから重工長崎DFラインの裏を目がけて速い浮き球を放り込み、そこへ義村、清田らスピードのある選手を走らせる。これが見事に嵌まりLIXILに決定的な場面が何度も訪れるが、バーに弾かれるなどあと一歩ゴールに届かない。そのまま前半は0-0で終了。

 

後半に入って重工長崎はFWの井福を投入、更に中盤の竹村をトップに上げる。これで前線に収まりどころが出来た重工長崎が流れを掴む。徐々にLIXIL守備陣を押し込み、ロングボールの出所を下げることに成功する。これでLIXILのロングボールが重工長崎DFの裏に入り込む事が少なくなり、LIXILは攻撃の手を失ってしまう。それでも前掛かりにいこうとしたLIXILだったが、84分逆に反撃を食らい井福に重い重い先制点を奪われてしまう。こうなれば後は重工長崎が試合をコントロールして1-0で勝利を収めた。

 

LIXILの縦に速い攻撃の迫力と、それをしっかり見抜いて対応し試合をコントロールした重工長崎のしたたかさが印象に残った試合。LIXILは前半何度もあった決定的な場面で1本でも入ってればまた違った展開になっていただろうという典型的なたらればゲームになってしまった。それでも縦横無尽に動き回る前線を最大限活かした外連味のない速攻は非常に面白かった。

 

重工長崎は中盤の底に入る安部を基点にショートパス主体で繋ぐサッカー。前半は前線で決める選手がおらずどうやって点を取るんだと疑問符が浮かんだのだが、後半に入り前線の中央で打てる選手が入りそのパスが点に絡むプレーとして有効に働いた。また金子など縦に突っかけていくプレーも時折見られたが、これがもう少し有効に使えれば更に得点に繋がるチャンスは増えるのかなという印象を受けた。