読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2014/11/1 JFLセカンドステージ第12節 FCマルヤス岡崎対佐川印刷京都

印刷4-0(3-0)マルヤス(@名古屋港サッカー場)

 

立ち上がりいきなり印刷は相手DFのミスを突いて黒須が先制点を奪う。そして続けざまに堀川が中央からDFラインと上手く入れ替わり単騎抜け出し追加点。早々に2点のリードを奪う事に成功した印刷は無理に攻めの人数をかけず、きっちり守って前線の黒須、堀川、佐藤、守屋のユニットで崩しにかかる。前半風下に入ったマルヤスは港特有の強い風にロングボールを封じられ、繋ごうとしても昨日からの雨で所々水の浮いたピッチにボールが止まり思うように繋がらない。

 

このまま2-0で風上になる後半を迎えたかったマルヤスだったが、41分に印刷左サイドからのクロスボールをDFがファーに逸らしたところを詰めていた佐藤に押し込まれ決定的な3点目を奪われる。

 

後半に入ってエンドが変わるもマルヤスはなかなか突破口を見出せない。印刷は変わらず余裕を持ってリスクを 冒さない形で時間を進めながらも、前線が少ない人数でも決定機を何度も作り出す。そして71分、マルヤス自陣でのサイドチェンジをカットした守屋からのショートカウンターで酒井、黒須と繋ぎ、黒須のシュートは一度マルヤス木下が弾くものの、それを再度拾った黒須が今度は落ち着いて決め4点目。最後までマルヤスに付け入る隙を与えなかった印刷が4-0でマルヤスを完封。セカンドステージ優勝へ大きく前進した。

 

力の差がはっきりスコアに出てしまったこの試合。印刷はマルヤスが試合に上手く乗り切れない立ち上がりにあっさりと2点を奪って、あとは90分自分のペースで試合をコントロールし続けた。それが出来たのも前線の4人+酒井だけでマルヤス守備陣を崩し切れた攻撃力があってこそ。マルヤス守備陣は彼らの攻撃になんとかついていくのがやっとと言う状況であった。更に水の浮いたピッチでのボールの扱い、風に対応したロングボールの入れ方を見ても技術の差がはっきりと出ていた。

 

マルヤスは先週の負けを引きずっていたかのようなバタバタした立ち上がりが全てという展開になってしまった。しかも前半風下に立った事で唯一の武器であるロングボールが機能せず、前線で張ってこそ活きる築館が下がってくるような状況ではカウンターすらおぼつかない。これではどうにもならなかった。

 

この日がホーム最終戦、しかもこの敗戦で年間勝ち点最下位が決定してしまった。開幕当初から比べればJFLの水にも随分慣れたとは思う。しかし、日下の離脱があったとはいえ最後までなかなか有効な攻撃の形を構築しきれなかったし、守備陣も安定せず一度崩れると立て直しが利かない脆さを見せた。来季へ向けての課題は尽きないが、2年目は下から上がってくるチームを迎え撃つ立場になる。先輩としての矜持を見せる戦いを来年こそ是非見せて欲しい。