2014/12/21 府県リーグ決勝大会 予選ラウンド ルネス学園甲賀対獨協蹴鞠団

ルネス4-1(1-0)獨協(@ヤンマースタジアム

 

前半はまず獨協が簡単にボールを前に運びゴール前に迫る。ルネスはここを堪えると徐々に中盤がボールを持てるようになりリズムが出来てくる。16分には右サイドからのボールをファーで受けたルネスの酒井を獨協GK上田が引っ掛け、ルネスがPKを獲得する。これを酒井がきっちり決めてルネスが先制する。このまま押し気味にルネスが試合を進め前半は1-0で終了。

 

後半に入りルネスの繋ぎは勢いを増してくる。55分、中央のスルーパスを抜けた稲舘がゴールを奪い2-0。67分には西村がミドルを決めて3-0とする。獨協も体格の大きさを活かして縦に攻め再び押し込む場面を見せ、75分に斎藤がPKを決めて1点を返す。しかしルネスは82分に上松がドリブルで獨協DFを切り裂きダメ押しの4点目。4-1でルネスが勝利し、決勝ラウンド進出を決めた。

 

細かい繋ぎのルネスとシンプルなロングボール主体の獨協という対照的なスタイルの戦いは、中盤から前でのキープ力とスピードに勝るルネスが順当に制した。獨協のDF陣はルネスのスピードに対応出来ず簡単に攻められる場面が頻発。特に後半はルネス左サイドの藤浦と町田の突破を全く押さえられずいいようにやられてしまった。やや押し込んだ時間帯でもう1点でも奪えればチャンスはあったかもしれないが、ルネスの方が攻撃力で相当上回っていた状況ではそれも難しかったのかもしれない。