2015/7/4 関西サッカーリーグ第11節 岸和田クラブ対関学クラブ

岸和田4-0(3-0)関学C(@いずみスポーツビレッジ)

 

関学Cは開始早々ゴール前に迫りチャンスを得るも得点ならず。そして岸和田はすぐさま反撃して池松が正面から放ったミドルを関学CのGK東が正面に中途半端なパンチングをしてしまう。これを拾った徳永がそのまま抜けだしゴールを決めて岸和田が先制点を奪う。ここから一気に徳永のワンマンショーが始まる。5分に右サイドを崩して、更に21分にも右サイドから最後は徳永が決めてあっという間にハットトリックを達成して3-0。この日の試合はここでほぼ決まってしまった。

 

後半に入って関学Cはなりふり構わず攻めに出ようとするも、49分には左CKのこぼれ球を改めて左から池松→阪口の頭で4点目。更に69分にはDFの要である高島が黄色2枚で退場となりこれで万事休す。そのまま岸和田が4-0で押し切り昇格1年目の残留を大きく手繰り寄せる勝ち点3と得失点差+4を手にした。

 

岸和田からすれば前線でタクトを振るう池松とフィニッシャーの徳永があれだけ前を向いてプレー出来れば4得点は当然の結果。岸和田の持ち味である前線の選手が持つ縦のスピードを存分に発揮できたことはこの終盤においてかなりの収穫であろう。守備陣も数的優位もあったがしっかりと完封という最高の結果を残した。

 

関学CはCBの岡崎を出場停止で欠いていたとはいえ、守備陣が完全に機能停止に陥っていた。DFラインもかなり悪かったが、それ以上にボランチが全く機能せず、岸和田の中盤から前の選手に対し簡単に前を向かせてしまった。それでも多少0-0で時間が経てばある程度落ち着く筈だっただろうが、そうなる前にあの1点目に繋がったGKのミス。結果としてあれが勝負を決したと言っても過言ではないプレーとなってしまった。