2017/1/8 関西府県リーグ決勝大会 決勝 FC EASY02対関大クラブ2010

EASY1-1(1-1、PK5-4)関大ク(@ヤンマースタジアム長居

 

開始早々不安定なEASYのDFラインをに対し関大クは左サイドの裏を何度か抜けてチャンスを作る。しかし先制はEASY。8分にフリーキックから小林が押し込んでゴールを奪う。返す刀で18分に関大クも左から仕掛けたところをエリア内で倒されPK奪取。これを中村がきっちり決めて1-1の同点。そのまま前半は1-1で折り返し。

 

後半に入っても攻める関大クにカウンターで合わせるEASYの図式。EASYは何度かピンチを招くも、この日はGK清水が好調で何度となく決定的な場面を防ぐ活躍もありスコアは動かない。結局後半を1-1のままで終え試合はPK戦へ。先にリードするも、5人目を外して追い付かれたEASYだったが関大クの6人目を清水が止めてEASYが府県決勝の優勝と来年の関西2部昇格を決めた。

 

PKについてはGKの出来の差がそのまま結果に出たという印象。それを除けば、EASYの方が自分たちの良さと悪さを把握して出来ることをしっかりやりきった試合だったと感じている。全社1回戦の決勝点もCKとFKの違いはあれど得点はセットプレーから。橘の正確なプレースキックを得点源にするという意識はチームで共有されていたように思われる。また、苦しい時間帯も人数をかけてしっかり守ることは徹底出来ていた。全社で得た経験は確実にこの試合にも反映されていたと思わせる戦いぶりといえよう。

 

関大クとしては決定機の数は多かっただけに、90分で仕留めたかったというのが本音だったのではなかろうか。ただ、そのために後半もう一押しする為の運動量と選手層は
足りなかったのかなとも感じている。その意味ではPK戦になった時点で勝負は見えていたのかもしれない。