2014/3/22 JFL第2節  HondaFC対FCマルヤス岡崎

Honda4-1(2-1)マルヤス(@豊田スタジアム
 
前半からHondaがボールを支配。早いテンポで細かく回して、最後FWが縦や斜めに入り込む機会を伺いつつ前へ進める。マルヤスは得意のサイドからの空中戦に持ち込むべく、その繋ぎを高い位置で潰して外へ早めにボールを開こうとする。
 
先制はHonda。マルヤスDFラインに出来た隙を見逃さず縦に走った古橋へライナー気味のロングパスを通すとCKを奪取。これをショートコーナーからニアで鈴木が合わせる。マルヤスも反撃。高い位置でのボール奪取に成功すると右サイドからのアーリークロスを最後は日下が押し込み同点。これで1-1で我慢出来ればマルヤスも精神的に踏ん張れるかなと思ったロスタイム、Hondaはセットプレーから香川が決めて2-1と突き放して前半終了。
 
後半はほぼ一方的なHondaの試合。マルヤスの中盤がHondaのボール回しに完全についていけなくなり、マルヤスDFラインがずるずると後退。さらにHonda前線への寄せも一歩どころではないくらいに遅れあっさりと2失点。マルヤスはDFラインでボールが奪えても単純に前へ出すのが精一杯。すぐにボールを奪われまた回されての繰り返しが45分続き4-1で試合終了。
 
Hondaは現状の力の差をはっきり見せつけての勝利。あとは、中盤とDFのブロックがしっかりしたチームと当たった時どう崩すかと、裏に抜けてからの最後の精度をいかに今後高めるかが鍵になるのかなと感じた。
 
マルヤスはサイドからの空中戦は戦える手応えはあったと思う。逆に言えばそれ以外はHondaには殆ど通用しなかった。ここ2戦は昨年もJFLにいたチームとの対戦だっただけに、今後昇格組と当たってどこまで戦えるかは気になるところではある。また、それと共に今後上位との差を埋める為にどうチームを作っていくかも重要な問題なのだろう。