2014/4/21 関西サッカーリーグ第2節 ディアブロッサ奈良対高砂ミネイロFC

D奈良1-1(1-1)高砂(@高砂市陸上競技場)

 
立ち上がり早々、D奈良DFラインのギャップを突き裏へ抜けた寺本がそのままゴールを決め高砂が先制。D奈良も前半15分、細川堅が中央から豪快にミドルを叩き込み同点に。その後はD奈良は両サイドからショートパスとドリブルで仕掛け、それに高砂がカウンターでサイドに入り込もうと繋いでいく一進一退の攻防のまま1-1で前半終了。
 
後半に入っても展開は変わらず。中盤では足元の技術に勝るD奈良が優位に立つも、高砂はパス回しの早さで前線へ入り込みシュートまで持ち込む場面が増える。ただ、両チームとも最終的な決定打に欠き、終わってみれば1-1の引き分け。前節勝利チーム同士の対戦は勝ち点1を分け合う結果となった。
 
D奈良は立ち上がりの失点が大きな1点になってしまった。それ以外は大きな破綻無く抑えていただけに悔やまれるところである。攻撃では何度か決定機があったが決め手を欠いた。攻めの形は出来ているので心配するほどでは無いとは思うが。
 
高砂は中央の堅牢な守備と繋いで早く仕掛ける形は健在。昨年は春先このサッカーでリーグを席巻したが、夏場を過ぎて選手の運動量が落ちると一気に低迷したという経験がある。それだけにこのスタイルをどこまで維持出来るかが今後の上位進出への鍵となるだろう。