2014/6/15 東海サッカーリーグ第13節 マインドハウス四日市対JTEKT

JTEKT4-0(2-0)四日市(@石垣池公園陸上競技場)

 
開始早々JTEKTは小畑が先制点を奪う。この日は小畑を軸にしたJTEKTの縦の攻めが面白いように機能。対する四日市も早めに縦のボールを前線へ送るが、プレッシャーがそこまで無い割りにはボールが収まりきらず攻めの形が作れない。なおも攻勢に出るJTEKTに対し、四日市DFはエリア内のハンドでPK献上。これを小畑が決めて2点リードでの折り返し。
 
後半四日市が押し込む場面もあったがゴールまでは至らず、逆にJTEKTはセットプレーからの混戦を押し込み3点目。さらに縦への突破に四日市DFが今度は正面から押し倒して本日2-0度目のPK献上で4点目。最後まで決め手に欠いた四日市は1点も返せずそのままタイムアップ。JTEKTが4-0で大勝した。
 
JTEKTは愛知の実業団系クラブによく見られる強いFWへシンプルに縦を送り込むサッカーを展開。実際最後まで四日市の守備陣を押し込み続けた。印象に残ったのはFWの小畑。昨年から良い働きをしていたとの評判を聞いていたのだがその話に違わぬプレーで2得点。攻めの柱としての役割を十分に果たしていた。
 
対する四日市は前線に一旦預けて攻めたいという意図は見えたが、上手くボールが前線で収まらなかったことと、JTEKTのFW陣からの圧力に負けラインが後退したことによりラインが間延びして縦のボールの精度が下がったことで上手く攻撃が機能しなかった印象。時折見せる左SB谷の攻め上がりは効果的だったが最後のところであと一歩及ばなかった。