2014/8/2 JFLセカンドステージ第3節 佐川印刷京都対横河武蔵野FC

武蔵野3-1(0-0)印刷(@西京極陸上競技場

 

武蔵野は中盤の厚みを活かして両サイドから攻める。印刷はその裏を突いて両サイドの高い位置に張る選手がチャンスを作ろうとする。しかし両チームとも中央の守備が固く簡単には決定的な場面を作らせない。前半は膠着したまま0-0で折り返し。

 

後半に入って徐々に武蔵野がペースを掴む。まず50分に佐野が綺麗なミドルシュートを叩き込み先制する。ここから武蔵野は印刷DF陣が武蔵野攻撃陣の縦のスピードについてこれられない状況を掴んだのか、中央から裏に選手を走らせると57分には本田が綺麗に抜け出しゴールを決めて2-0。69分にも同じように縦に抜け出した野田がダメ押しの3点目。印刷はアディショナルタイムに混戦から藤本が1点を返すもそこまで。3-1で武蔵野がアウェイで快勝しセカンドステージ首位に浮上した。

 

印刷は中盤からサイドの裏を狙い攻めを見せようとした場面もあったが、なかなか最後の局面で中央をこじ開けることが出来なかった。守備も前半は機能していたが、後半に入って不用意に上げたラインの裏、特に右サイド側を突かれると簡単に崩壊してしまい、立て直す前に試合が決まってしまった。

 

武蔵野は後半印刷DFの裏を上手く突いた攻めで取れる時にしっかり点を奪ったところが勝因。守備陣も3バックが堅実な守備を見せ、最後に奪われた1点だけに抑えきった。特に中央に構えるベテラン小山が印刷FW陣を悉く阻むプレーを見せていた所が印象的であった。