2015/5/3 奈良県選手権社会人予選 ディアブロッサ奈良対アスペガスFC

D奈良1-1(1-0、0-1、延長0-0、PK8-7)アスペガス(@奈良県フットボールセンター)

 

ゲームは全体として足元の技術に勝るD奈良が支配。早い時間帯に直接FKがアスペガスDFの脚に当たりそのままゴールへ入るオウンゴールでD奈良が先制する。その後もゲームを優位に進めるものの追加点は無く1-0のまま前半終了。

 

後半に入って左サイドを仕掛けた岸本がエリア内で倒されPKを奪取。しかしここはアスペガスGKが細川堅のPKをストップし追加点を与えない。このまま逃げ切りかと思われた終盤、シンプルに縦に入れて追いつこうとするアスペガス。するとD奈良守備陣のハンドを誘いFKを得る。これを直接叩き込み土壇場で同点に追いつく。このまま後半終了で1-1で延長戦に試合は突入する。

 

延長に入っても点は動かずそのままPK戦に突入。9人目まで縺れたPKはD奈良GK吉田が2本止め、最後はPK戦8-7のスコアで勝利をたぐり寄せた。

 

地力としては差のあった状況ではあったが、仕留める時に仕留めきれなかったことで試合が縺れてしまった印象。アスペガスは身体を張った守備と精度の高いFKで追い詰めることは出来たが、最後のPK戦で勝ち切ることは出来なかった。D奈良とすればもう少し楽にやれた所もあっただろうがトーナメントは結果が全てと考えれば最低限の結果は得られたのではないだろうか。