2015/6/13 関西サッカーリーグ第8節 ディアブロッサ奈良対京都紫光クラブ

D奈良0-0(0-0)紫光(@京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

 

D奈良は椿本、細川堅、紫光は日置、中田を軸に両チームともサイドからの攻めを見せる。しかしD奈良は山本、紫光は篠部と共にエースを欠く布陣は決め手を欠き、展開としてはほぼ互角のまま前半を0-0で折り返す。

 

後半に入って紫光はまずトップに山名を投入。得意のスピードで裏に抜け出すもここはなんとかD奈良守備陣が凌ぐ。更に紫光はFW茶木を入れ縦にシンプルに放り込む展開にスイッチ。縦に入れる紫光に対し、凌いで外からの攻めを継続するD奈良。両チームとも最後までゴール前までは迫るもあと少しが遠く試合はそのまま0-0で終了。今年2度目の南北朝ダービーはスコアレスの痛み分けに終わった。

 

D奈良は後半はボールを保持して攻める場面も見られたが、フィニッシュまで繋げることは出来なかった。しかし、GK菊谷を中心にシンプルな紫光の縦のボールにしっかり対応し無失点で抑えたのは好材料。ここからの残留争いにおいていかに失点してリズムを失わないかは重要な課題だけに良い結果を得られたと感じている。

 

紫光は篠部を欠いた攻撃陣はやはりこれまでほどの迫力は感じなかった。途中交代で入ってきた山名、茶木がそれぞれ最初のプレーであわやという場面を見せていただけに、これを決め切れていればどうなっていただろうか。特にその後はこの2トップはほぼ対応されていただけに余計に悔いが残ったゲームではないだろうか。