2015/9/21 関西サッカーリーグ最終節 阪南大クラブ対FC TIAMO枚方

阪南大C2-0(1-0)枚方(@J-GREEN堺S8グラウンド)

 

この日は出だしから枚方が飛ばす。去年の攻めの形であるサイドに深く入っていく攻めが機能して何度かチャンスを作り出す。しかし、この日大当たりだった阪南大CGK杉森の再三の好守に阻まれ得点を奪えない。こういう流れは得てして悪い結果につながるもので、43分阪南大Cは直接FKのチャンスを得ると村上が直接叩き込んで先制。1-0と阪南大Cリードで前半を終了する。

 

後半に入ってややリズムの出てきた阪南大C、64分には吉田が枚方DFの股の間を通す絶妙のスルーパスを全に通して2-0。枚方はなんとか追いつこうとするも運動量が追いつかずなかなかチャンスを作れない。そしてようやく作りだしたチャンスも悉く杉森に止められ万事休す。2-0で阪南大Cが完封勝ちを収めた。

 

枚方はシーズン序盤と比べれば昨年良かった頃見せた外に個人技で深く入ってからの折り返しが見られた点は収穫だったが、相手GKの攻守と最後の精度に欠けたことでゴールを奪うには至らず。逆に先制されて崩れるという典型的な負けパターンに入ってしまった。1部定着を狙った昇格年度は最後までちぐはぐなまま終わってしまった。

 

阪南大Cは前半悪い時間帯を杉森を中心に我慢し、良い時間帯に先制を奪い、後半は運動量で上回り突き放すという理想的な展開だった。2点とも高い個人技が活きた阪南大らしいゴールだったといえよう。最終結果は6位。上位との差はあったものの、余裕を持っての残留で次の世代への置き土産もしっかり残すことが出来た。