都市対抗野球東海2次予選における一考察。

どうもご無沙汰しております。

久々のブログが何故か社会人野球ネタで非常に申し訳ない管理人です。(苦笑)

毎年複雑怪奇なトーナメント表を提供してその筋の方々の関心を一手に集める都市対抗野球東海2次予選

現在進行中のトーナメントは↓のとおり。

http://www.jaba.or.jp/taikai/2018/toshitaikou/pdf/tokai_2.pdf

 

それではこのトーナメント表が実際のところどこを気にして結果を見ていけば良いのかを少し考えてみました。

以下のテキストは、第1~第6の各代表になる為に必要な勝敗を示しています。数字の横の文字は各トーナメントでの配置、()内の文字は、その前のトーナメントでどこに配置されていたかを示しています。また、※以下で以前のトーナメントでどのような成績だったかを一部注釈として記載しています。

 

 

第1代表
4-0

 

第2代表
4-1

 

第3代表
4-1

 

第4代表
ヌネ 5-2
タ 4-2
チ 4-2
※第1代表トーナメントベスト4は4-2、第3代表トーナメントベスト4は5-2

 

第5代表
ノ 4-2
フ (ヌネ)5-3 (タチ)4-3
※第1代表トーナメントベスト4は4-3、第3代表トーナメント準優勝は4-2、第3代表トーナメントベスト4は5-3

 

第6代表
へ (ノ)4-3 (ヌネ)5-4 (タチ)4-4
※第1代表トーナメントベスト4は4-4、第3代表トーナメント準優勝は4-3、第3代表トーナメントベスト4は5-4
ヒ (タ)5-3 (ヌネ)6-3
※第1代表トーナメントベスト4は5-3、第3代表トーナメントベスト4は6-3
ツ4-2
※第1代表、第3代表トーナメント2連敗(1次予選組がいない①~④のブロック)
トテナニ5-2
※第3代表トーナメント2回戦敗退
ハ6-4
※第3代表トーナメントベスト4(その中でも4位の成績)

 

こうして見ると、以下のことが見えてきます。

・第1代表トーナメントでベスト4と2回戦敗退以下(第3代表トーナメント回り)では各代表になる為に必要な貯金は前者の方が1少ないため有利。場合によっては5分の星でも代表になることも出来る。ここがまず大きな分岐点。
・実はベスト4まで行くと準決勝で負けても決勝で負けても大きな差は無い。
・それは第3代表トーナメントでも似た傾向がある。ベスト4まで行くと貯金2で代表になる事は可能だが、2回戦で負けると最終的に貯金3が必要。
・唯一の例外は1次予選組がいないブロック。ここは実は貯金2で代表になることは可能。更に言うと、先に勝ったのに、第3代表トーナメントの2回戦で負けると貯金3が必要になり、条件としては逆転する恐れがある。

 

こうして見ると、思ったよりも考えて作られたトーナメントですが、若干穴もあるのかなという印象です。

 

何はともあれ、社会人野球好きとしては、まずは昨日から始まった第1代表トーナメントの2回戦が大きな意味を持つと言うことになります。当面はこの2回戦4試合に注目しましょう。