2016/11/5 The KSL Cup 予選リーグ第3節 ディアブロッサ奈良対St. Andrew's FC

D奈良2-4(0-1)Andrew's(@水口陸上)

 

試合はAndrew'sがボールを持ち縦に入れてくる攻めに対し、D奈良がカウンターからFW島岡に預け裏に抜ける新家と崩すという流れ。先制したのはAndrew's。7分に左サイドの裏を抜けた渡辺の折り返しを青山が合わせてゴールを奪う。そこからは一進一退のまま1-0で前半終了。

 

後半に入り、55分に青山が中央を抜け2点目を奪う。更にD奈良守備陣の寄せが緩くなった所を突いてAndrew'sが更に66分に青山がハットトリックを達成すると、立て続けに68分には山田が4点目を奪う。このままAndrew'sの圧勝で終わるかと思われたが、D奈良もここから反撃。72分に新家が1点を返すと、80分には裏を抜けた細川堅から最後は新家が決めて2点差に迫る。しかし反撃もここまで。4-2でAndrew'sが逃げ切り勝利を収めた。

 

D奈良としては収穫とすれば4-0から主導権を握り返して2点を奪った事。一方の課題としてはトップの島岡の所でボールが収まらなかった時の次の手をどう取るかという点だろうか。また、このカップ戦を通して若手戦力を積極的に起用してきた点については、相応の成果はあったように感じている。来年に向け結果は伴わなかったが、意味はあったカップ戦ではなかっただろうか。

 

Andrew'sは一応勝てば予選リーグ突破の目があっただけに、前半から飛ばして点を奪ってきた中で4点を取れたことは収穫。しかし最後明らかに運動量が落ちていた点は来季1部で戦うという中では不安材料。代替わりするためこの日プレーしたメンバーがそのまま来季を戦う訳ではないが、このような不安材料を一つ一つクリアしていかないと1部で戦うことは難しいと思われる。